日めくりインドア女子

ゲームや漫画、ドラマやコンビニスイーツなどに関するインドア女子の記録

感動のマンガ発見!必読の漫画を紹介します!

いろんなアプリでいろんな漫画を読んでいます。

最近読んでいるもので面白かったのをアプリごとに覚え書き。

マンガワン

マンガワンはライフで読めます。

マンガワン

https://manga-one.com/

無料ライフは1日2回(朝と夜)に上限4まで回復。

SPライフは有料で買うものになり、どのライフでどのくらい読めるかは漫画によって違います。

アフターゴッド

シリアスとギャグのバランスが良くて、キャラがかっこよくて、猫がかわいい。

同じ作者の「亜獣譚」(完結済)もマンガワンで読めます。そちらも本当に最高の漫画でした。(ピクシブのほうの売れ鬱も最高に最高です)

urasunday.com

 

ミワさんなりすます

基本的にコメディーですが、ミワさんの一途すぎる思いに心打たれます。八海さんのイケオジっぷりも最高です。

映画ネタでくすっと笑えるところもあり、映画好きな人にもたまらないと思います。

 

マガポケ

マガポケ|少年マガジン公式無料漫画アプリ

マガポケは作品ごとのチケットが1日1枚、作品共通のチケットが1日1枚以上もらえるシステムです。チケット対象漫画は都度変わります。

チケット対象外の部分はポイントで読めます。ポイントは購入したり、提携先のアプリミッションをクリアしたり、毎日ログインのミニゲームでもらえる仕組みです。

スキップとローファー

pocket.shonenmagazine.com

高校生のみつみが本当にできる子なんです。純朴だけど鈍感ではなく、立ち止まって相手の気持ちを思いやれる。一生みつみについていきたい。

マガポケに来てくれてありがたい。更新分はポイントで購入して読んでいます。

 

マイホームヒーロー

pocket.shonenmagazine.com

ブレイキングバッドから薬品製造を抜いて日本風にローカライズした感じです。村のあたりは少々きつかったですが、続きが気になります。

 

少年ジャンプ+

少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌

通称ジャンプラでは連載中の漫画を無料で読むことができます。

ランキング入りしている人気作は、初回1回のみ1話からすべて無料で読むことができるのもうれしいですね。

 

ダンダダン

shonenjumpplus.com

ボーイ・ミーツ・ガール+妖怪+都市伝説+怪異+宇宙人といった戦闘ラブストーリー。

「うしおととら」好きな人は絶対にはまると思います。

ダンダダンの特殊なところは、オノマトペが一切描かれていない点です。激しいアクションシーンにも一切描かれていません。それでも伝わるすごい画力。

 

正反対な君と僕

shonenjumpplus.com

鈴木と谷の微笑ましい高校生活。

人間関係におけるちょっとした思考などの描写に脱帽してしまいます。

 

姫様"拷問”の時間です

shonenjumpplus.com

タイトルだけでずっと読むのを敬遠していた作品なのですが、読んでみたら魔界版「よつばと!」でした。

1話読むごとに読者のコメントを見て「くっくっくっ…」となるのがおすすめです。

 

忘却バッテリー

shonenjumpplus.com

野球好きな方はもちろん、野球に詳しくなくても楽しめる野球漫画です。

笑いの部分がめっちゃ好き。

 

サンデーうぇぶり

サンデーうぇぶりでも無料で漫画を読むことができます。

有料のポイントで購入も可能です。

www.sunday-webry.com

 

白山と三田さん

www.sunday-webry.com

東京にあこがれる高校生男子・白山となんでもできるスーパーウーマンの三田さん。

いろいろな出来事を通して、二人が親しくなっていく様子が尊いです。

ラジオの話は泣いてしまいました。

 

カナカナ

www.sunday-webry.com

「今日から俺は!」「お茶にごす。」の作者が連載中の漫画です。

NHKでドラマ化もされていましたね。

ほっこり部分と爆笑部分がたまりません。

 

妖怪ギガ

www.sunday-webry.com

「クロの」シリーズしか追っていないんですけど、泣けます。

戦争はつらい。

 

リサの食べられない食卓

www.sunday-webry.com

これも大好きな漫画なんですが、残念ながら更新が2021年で停まってしまっています。

いつか再開するといいな…。

 

おわりに

なんとなく書き出してみたのですが意外と読んでいる漫画が多かったです。

ほぼ毎日楽しみがあるような感じなのでありがたい限りです。

 

「アシガール」13巻感想~唯と若君のカップル推しにたまらない新章突入!

アシガールの最新刊、13巻を読みました

 

前の巻では、

若君と共に一生を添い遂げる決意をした唯が家族を説き伏せ、現代には戻れない覚悟で戦国時代の若君のもとへ嫁ぎましたね。

それから現代で家族が羽木家の歴史を確認してみると、二人はたくさんの子供に恵まれ仲睦まじく添い遂げました、と完全なるハッピーエンド!

めでたしめでたし! いい最終回だった!

と思ったのもつかの間、早くも新章スタートです。

あまりに幸福な終わりかたで、12巻で終わったのかと勘違いしてました。

続きが読めてうれしい!

いつもの唯にほっこり

届いた13巻の表紙を見てびっくり。

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ゆ…い…? そなたは唯であるか?

たぶん唯なんだろうけど、どことなく唯っぽくない女の子。

思うに、口の端っこが上がっていてアヒル口?みたいになっているのが唯っぽくないのかも。唯ってあまり横に口が開かないイメージがあります。「ほよよ(byアラレちゃん)」っぽい口のイメージがあるというか…。

そして足軽衣装!?

若君と晴れて結婚し正室になったはずの唯がなぜ足軽の衣装をまとっているのか…。これは波乱の予感がしますね(ペロリ

足軽姿の謎は、13巻のなかで描かれていましたよ。

そして、表紙では唯っぽくない唯でしたが、本編ではいつもの単純素直で面倒なお稽古ごとはサボりがちないつもの唯でした!

カップル萌えとはこのことか

これまでのアシガールでは、

ふとした瞬間に凛々しい姿を見せる若君

それを見てキュンキュンしまくる唯

という図式が多かったのですが、

13巻からは結婚後だけあって

自然と仲睦まじい唯と若君の様子に読者がキュンキュンさせられまくります!!

当たり前のように一緒にいられる二人の姿の尊さったら!

唯の膝に寝転ぶ若君、

若君にお姫様抱っこされる唯(シルエット)、

ことあるごとに見つめあってギュっとする二人……

尊いを100回言っても足りません

13巻のなかではちょっと環境がゴタついて喧嘩をしてしまう二人の姿も見られますが、仲直りする様子もまた尊い!

二人が一緒にいられる様子を見守ることができるのが、こんなに幸せなことなんて。これがカップル推しというやつなんですね。唯と若君が夫婦というだけであと5巻くらい出してくれないかな…

最後は思わぬ展開に

ご注意を。この先とんだネタバレを含む可能性があります。

 

 

 

 

 

夫婦姿にキュンキュンしてたのもつかの間、状況がかわり、唯は足軽となって再び野を駆け若君のもとへ。

おかげで若君のピンチは乗り越えたものの、今度は唯がピンチに。

待望の赤ちゃんが危険な状態。このままでは大変危険な状況。

そこへ現れたのが、新タイムマシンを完成させた唯の弟、尊

尊は新しく開発した機能のテストのために、戦国時代へ。

って、ちゃんと唯のところに来てるし。あやうく小平太に成敗されそうになってたけど、若君とも再会できて新タイムマシンは素晴らしい出来。

尊ががんばって開発していた「ひと晩で往復できるようにする機能」を早速つかって、唯を現代に送り適切な治療を受けさせたいと若君。

ここで唯が現代に行くということは、尊は帰れないってことですよねw

さらに唯が現代から戦国時代にまた戻ってこられるかどうかも微妙な状態だそう。

尊によると、燃料の高速化のために分解してあるそうで…。尊がどうにか方法を現代に伝えて、唯が完成させるパターンでしょうか。

自分が若君の子を身ごもっていることを知らされた唯は、子供を守るために若君とはなれて現代に行くことを決意します。

別れ際に「ちょっくら病院に行ってきます」というのが唯らしい。心配させまいとする優しさと強さ、ユーモアを兼ね備えた素晴らしい女性ですよね。

むしろ若君のほうが淋しそうだけど、別れを惜しむ二人の姿がまた尊いです。尊は顔を赤くしちゃってましたね。

そして尊は、唯&若君が七人の子をもうけたことを既に知っていますので、あとはどう戦国時代を乗り切るか…ですね。黒縁眼鏡はかけたままで大丈夫なのかな。時代に馴染むために外さなきゃなのかしら。でも裸眼だったら見えないだろうし。そういうのも含めて続きがとても楽しみです。

そしてカバーの返しのところ、作者の森本梢子さんのお言葉にめっちゃ笑ってしまいました。尊へのメッセージです。ぜひ手に取ってお確かめくださいませ。

コナンを全然見たことのない私が安室の女になるためには何をどうすればいいのか

最近、気になっているものがあります。

映画「名探偵コナン ゼロの執行人」です。

しかし私は今まで全くコナンを見たこともなければ読んだこともないのです。

 

名探偵コナンの歴史

「名探偵コナン」についておそるおそる調べてみました。

すると、2018年6月現在で

コミックスが94巻。

テレビアニメが906話。

劇場版が22本。

 

…とんでもねーモンスターコンテンツです。

軽い気持ちで手を出したら少なくとも1ヶ月以上はかかることでしょう。

 

現在の私が選べる行動は、

① これまでのコナンをある程度理解してから「ゼロの執行人」を観る

② このままコナンの前知識皆無で「ゼロの執行人」を観る

③ 「ゼロの執行人」を今は見ないでおく

といったところでしょうか。

 

私が知っているコナン

今の私が知っているコナンについての知識は微々たるものです。

コナンは高校生くらいから子供になった

主人公のコナン君、子供のなりをしていますが元は高校生くらい?だったんですよね?

それがある日突然あやしげなクスリによって子供にされてしまった…?

確か蘭ちゃんという同級生?幼馴染の女の子がいましたよね。

だけどコナンが青年→子供になったというのは周りには伏せられている気がする。

周りに秘密にしているということはコナンは何か闇の組織に弱味を握られているのでしょうか。

 

事件を解決に導くときには身代わりを使う

コナンがいつもつけている蝶ネクタイがマイクみたいになっていて、事件を解決するときには年配の刑事を気絶させてあたかもその人が喋っているように見せかける…。

そんな感じでしたよね? でもなんで?

毎回子供が解決したらまずいってことなんでしょうか。

 

安室透について

安室はコナンのライバル?で、私立探偵をしながらカフェで働いている。

髪の毛が白っぽい。

 

…こんなところでしょうか。前知識というほどには少なすぎ。

 

なぜ「安室の女」になりたいか

こんなショボい前知識しか持っていない私がなぜ「安室の女」になりたいかというと、ネットでたいそう盛り上がっているからです。楽しそう。それに加わりたい。

安室のグッズをもりもり大人買いしたとか、ファンアートだとか、コナンを知らない私が見ていても、安室の女たちはとても幸せそうなのです。

そこに加わるためには、やはり「ゼロの執行人」を見ないといけない気がするのです。ネットでさらっとぐぐってネタバレを読むだけでは、安室の女にはなれない……。

でも、こんなペーペーの私がいきなり激情版最新作を見に行って安室の女になれるのかどうか…。

かなり悶々としています。 

「青野くんに触りたいから死にたい」を考察したい

4月23日に発売された
「青野くんに触りたいから死にたい」3巻を読みました。

前に書いた2巻までの感想が▼こちら

切なくて可愛いけど怖い漫画「青野くんに触りたいから死にたい」 - 日めくりインドア女子

ですが、3巻+アフタヌーン最新号まで読んだ今では感じかたが変わってきています。

以前はまだ「ちょっと怖いけど一途すぎる純愛もの」だと思って読んでいたんですよ。でも、なんか違う。違和感がどんどん膨らんでくる。

謎が謎を呼ぶ展開というか、まるで現実の怪談のように不条理なことばかりが起きるのです。

なので一旦このあたりで疑問点をまとめて、考察していきたいと思います。

以下、コミックス3巻とそれに続く第16話までのネタバレがあります。未読の方はご注意ください。

優里が青野くんを好きすぎる謎

この漫画の主人公・刈谷優里かりやゆうり

第1話で青野くんと喋っただけで、恋に落ちます。

なぜ喋っただけで?と思いますが、青野くんが初めて喋った男の子だったから、優しく荷物を持ってくれたから、それだけで恋をするには十分だったようです。

優里はクラスの中でも浮いた存在として描かれています。6月になってもクラスメイトから名前を憶えてもらえず「図書委員さん」と呼ばれる、体育で二人ずつ組むときに余る、昼食をひとりで食べている…等々。

しかし、優里には孤独を気にする素振りがありません。ひとりでいることを当然のように受け入れているようにも見えます。

優里が孤独に慣れる原因をつくったとみられるのが、コミックス3巻で登場する優里の姉・翠(みどり)の存在です。

刈谷家には優里が生まれるまえに亡くなった兄がいました。兄を亡くした両親は悲しみ、「家は地獄みたいになっちゃって」、小さかった翠は寂しい思いをしたようです。その寂しさを埋めるためか、翠は優里に執着してわざと友達との約束を破らせたり、自分とだけ遊ぶように仕向けたりしました。

優里はこのことで「友人がいない環境」に慣れていったと考えられます。友達をつくろうとしても姉によって関係を壊されるので、むやみに人を傷つけないために最初からひとりのほうがましだと考えてもおかしくはありません。

また、3巻途中までは翠は家から離れて暮らしていました。

とつぜんの一目惚れは、姉の目が届かないうちに他者を求める思いが募った結果なのかもしれません。

第一話で印象深かったのは、青野くんと付き合ってから優里が呟く

わたし 青野くんに会う前は
どうやって生きてきたんだろう……

(引用元:「青野くんに触りたいから死にたい」1巻14ページ)

という台詞です。

青野くんと付き合ってからの二週間があまりに楽しくて呟いたこの言葉。

ずっと求めていた他者との触れ合いを初めて感じた優里。しかしそれは青野くんの死によって失われます。そういった経緯を考えてみると、優里が「青野くんに触りたいから死にたい」となるのも頷けます。青野くんがいない世界では「生」を感じることができないわけですから。

一方、青野くん(3巻・優里に憑依した状態)は「雛の刷り込みみたいなもの」だと友人・藤本に語ります。「最初に仲良くなったのが藤本だったら、藤本を好きになっていたのではないか」とも。 それは優里が大して青野くんを知らないうちから恋心を抱いていたことからも明らかです。言わば「恋に恋する状態」で落ちてしまった恋ですが、幽霊の青野くんとの仲が深まった今となっては相手は青野くん以外では考えられないのもまた真実でしょう。

 

ペディキュアの女性は誰なのか

未だに顔が明かされていない、足の爪にマニキュアを塗っている謎の存在。もしかしたら男性かもしれませんが、ペディキュア、ストッキング、タイトスカート、長い髪などからおそらくは女性と推定される「この世のものではない何か」について考えてみたいと思います。

3巻までにペディキュアの女性が登場したのは2回。

1回目は、青野くんに身体を乗っ取られている優里が見た「✖」のある世界(2巻P152~)。乱雑な部屋の中で髪が伸びた青野くん(✖青野)に食べ物を口に詰め込まれていると「誰かいるの?」と部屋に「帰って」きます。

テーブルの下に隠れたところを覗き込まれそうになる寸前で優里の意識が戻り、顔は描かれません。

2回目は優里が自室で青野くんと話しているとき(3巻P49~)。

「コンコンコン」「コンコンコン」とベランダの窓をノックします。

カーテンを開けて確認した優里や青野の目には何も見えませんでしたが、カーテンを閉めたあと、タイトスカートから下のペディキュアの足がベランダに立っている描写がされています。

ペディキュアの女性が誰なのか、今出ている情報だけで言えば一番有力なのが青野くんの母親でしょうか。母親は青野くんが12歳の時に事故で死んだ(3巻P171)との情報があります。

青野くんと繋がりがあり、生きていない人間といえば母親だけです。ここからは勝手な妄想になりますが、ペディキュアの女性が青野くんの母親だとしたら、まだ死者と生者のあいだをさまよっている青野くんを探しに来ているのではないでしょうか。

青野くんは優里から離れようとしても戻されてしまう、とも言っていました(3巻P17)。そのことから青野くんは「自分は優里にとり憑いた霊なのかも」と言っていますが、どちらかといえば優里が命を差し出して呼び出したから、青野くんは優里から離れられなくなってしまった、とも考えられます。

 

優里が見ている「青野くん」の正体は

3巻に収録されている第13話では、優里が学童のアルバイトをすることになる棚石小学校の渡瀬さんという女の子が登場します。

渡瀬さんは霊感があり、人外なるものの姿が見えてしまうようです。優里と初めて会ったときも、一緒にいた青野くんを見て恐怖の表情を見せます。

その時の表情があまりに「恐ろしいものを見た」という顔なんですよね。優里が見えている普通の青野くんの状態であれば、そこまで怖がらないはずなのに。

その理由は月刊アフタヌーン2018年6月号でに収録されている第16話で分かりました。

四ツ首様に「お願い」する儀式をした渡瀬さんたち三人は、そろって青野くんの姿が見えるようになります。しかし、三人に見えている姿は優里が知っている「人間のかたちをした青野くん」でも「瞳が真っ黒な黒青野くん」でもなく、得体のしれないかたちをしたものでした。それで渡瀬さんはあんなに驚いていたんですね…。

今のところ、優里が見ている青野くんのかたちをした幽霊は他の誰にも目撃されていません。第15話(契約)ではオカルト引きこもり少女の堀江さんが「契約で捧げたものが多いほど繋がりが強くなる=霊を視認できるようになる」と語っています。小学生三人は「手の怪我による血」を四ツ首様に捧げています。しかしそれで何故青野くんがバケモノとして見えるようになったのか…。さらに、そのバケモノの一部が優里と繋がっている、という部分もかなり引っかかります。

 

優里と青野くんのつながり?

優里と青野くんは強い契約関係にあるだけでなく、もはや共同体になっているのでしょうか。青野くん自体がそもそも優里の意識が分離したものなのかとも考えましたが、それだとこれまでの青野くんとのやりとりがあまりに空しくなってしまいますよね。ただ、優里と青野くんが同じようなことを言っているのが気になります。

3巻の第11話で優里が言う

ぼーっとしてると
時間ってすぐ経っちゃうから…

と、第15話で青野くんが言う

ぼーっとしてると
すぐ時間が過ぎるというか…

が共通していて、なにか意味があるのかと考えてしまいます。

これに関しては最初に優里が青野くんに言っているので、前に言われたことをおぼえていた青野くんが無意識に同じ言い方をした、とも取れます。親しい人同士って同じ言い回しをして親睦を深めていくこともありますが…気になる部分です。

 

引き続き目が離せません

他にも黒青野や×青野、堀江さんが不登校になった理由、1学年下で同じ学校にいるという青野弟など気になることが満載で、今いちばん続きが気になる漫画です。

引き続き楽しみに読んでいきたいと思います。

―(ダッシュ)をついー(長音記号)として伸ばして読んでしまう

「ザ・ファブル」という漫画を読みました。

天才的な腕を持つ殺し屋の男女が1年間兄妹のフリをして「普通の生活」を試みる…というお話。これまで一般的な暮らしをしてこなかった「ファブル」が就職して頑張ったりわざとらしく喧嘩に負けたりしながら生活する様子がなんとも純粋で愛おしくなる不思議な漫画です。

 ヤングマガジン公式サイトでは「ザ・ファブル」第1話の試し読みができます。

漫画『ザ・ファブル』公式ページ « ヤングマガジン公式サイト|無料試し読みと作品情報満載!

「ザ・ファブル」は現在12巻まで刊行されていて、

もうすぐ(2018年3月6日)には13巻が発売予定です♪

 

ダッシュが気になる

さて、「ザ・ファブル」を読んでいて気になったのですが―――

文末の―(ダッシュ)記号が多いんですよ。

 

第1話から例をあげると、

1年ほど休業してもぐる――

ホラ――
おまえが今まで稼いだ金――

自分で管理してくれ――

こんな調子。

文末ダッシュ記号のオンパレードです―――

 

ダッシュ記号、漫画や小説などで見かけますが 

何となく余韻を持たせる、とか「……」では表せない雰囲気のときに使う、とかそういうぼんやりした認識しか持っていなかったんです。

 

ただこのようにあまりに続くと、混乱してきて「ー(長音記号)」みたいに伸ばして読んでしまうんですよ。

あ、余談ですが黙読するときって頭の中で声を出している人とそうでない人がいるみたいですね。わたしは前者。

なので上のセリフも、

1年ほど休業してもぐるぅぅ

ホラぁぁ
おまえが今まで稼いだ金ぇぇ

自分で管理してくれぇぇぇ

と、なんとも間抜けなかんじに。

 

これは長音記号とは違うんだ…!と分かっていてもつい、伸ばしてしまいます。

 

それはそれとして、「 ザ・ファブル」ほんとに面白いのでおすすめです。

「妹」のヨウコが酒場で対決するシーンが抱腹絶倒でした。

 

ちょっとしたお知らせ

ちょっとした気まぐれで、手描きの漫画メインのブログをつくりました。

できたてのブログですが、「ゆるいまんが」で検索したら1ページ目にくるくらいにしたいな!とあまりゆるくない野望を抱いて更新していきます。

よかったら見に来てくださいね♪

▼ゆるいまんが

http://yurui.hatenablog.jp/

漫画「青野くんに触りたいから死にたい」が切なくて可愛いくて怖い

最近はまっている漫画です。

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「青野くんに触りたいから死にたい」

可愛らしい絵柄の、一見ラブコメです。ですがあくまで一見。

現在2巻までコミックスが発売されていて、アフタヌーンで連載が続いています。

1巻の帯にもありますが、アフタヌーン公式ウェブサイトで公開されている第1話の閲覧数は30万PVにものぼったそうです。わたしも、まずは第1話を…と思って見てみたらぐんぐん引き込まれてコミックスを即買いしてしまいました。おそるべし吸引力。

▼第1話と第2話のためしよみができるアフタヌーン公式サイト

afternoon.moae.jp

胸キュンラブコメとホラーのコントラスト

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ピュアな優里ちゃんの恋人・青野くんは、付き合って早々に死んでしまいます。どうしても青野くんに会いたいとある行動をおこしたとき、優里ちゃんの前にあらわれた青野君は幽霊になっていました。

会えたことはうれしいけれど、幽霊だから触りたくとも触れない。心を通わせれば通わせるほど、互いに「触れることができない」という事実が浮き彫りになっていくのが切ないです。一緒にいればいるほど、生者である優里と死者である青野の違いがくっきりと分かれてしまうんですよね…。

しかし、青野くんがあるとき優里に憑依してしまったことから事態はただの人間×ユーレイのほのぼのラブコメから一変します。優里に憑依したことはまったく覚えていない青野くんでしたが、そのあとも不可思議なことが続き、何度もおそろしい展開に。

怖い描写も多いのですがそれでも見てしまうのは、優里ちゃんがあまりに一途に青野くんのことを想っているからなんです。ホラー描写をはさみながらも合間のギャグに癒され、優里ちゃんを応援して見届けたくなります。

 

謎が多く、何度も読み返したくなる

青野くんの存在には謎が多いです。「忘れた、覚えていない」という青野くんの言葉をどこまで信じればいいのか、ときどき黒い目をしてこわいことを言う青野くんは一体何なのか。そして、青野くんが憑依しているあいだ、優里が見ている場所はどこなのか…。

2巻では優里と青野くんだけではなく他の人も巻き込んで、どんどん深みにはまっていくなかで一体どうなってしまうのか…!!とアフタヌーンを購読してしまいそうな勢いです。

幽霊が出てくるお話を読むと、たいていは「生きている人間がいちばんこわい」という結論に行きつくことが多いのですが、この漫画を読むと「生死にかかわらず、目的がわからない存在がなんらかの危害を加えてくるのがめっちゃこわい」と思ってしまいます。

ホラー成分がお好きでしたら、ぜひ公式サイトから試し読みをどうぞ。

【追記】

3巻まで読んだ考察をかきました

www.indoor-joshi.com

「ハッピーマニア」完全新作続編!45歳になった重田カヨコの「今」

2017年の七夕。驚くような再会がありました。

2001年に完結した安野モヨコ「ハッピーマニア」の続編「後ハッピーマニア」が、2017年7月7日発売のフィールヤング8月号に掲載されるとのお知らせが!

「ハッピーマニア」といえば重田カヨコが幸せを求めて恋愛をしまくり失敗しまくる破天荒レディース(あえて少女とはいわない)漫画の金字塔。

それの続編とあらば、読まないわけにはいきません。

ふだん漫画雑誌を買うことはあまりないのですが、どうしても手に取ってじっくり読みたかったので書店を駆けずり回ってきました。近所に1冊だけ残っていたのをゲット!

16年ぶりの続編!!

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見開き巻頭カラーどーん!

すみません、あまりにも綺麗だったのでこのページだけ撮りました。

大きく描かれているのはカヨコとフクちゃん、そしてタカハシ!

あ、今気づいたけどカヨコはハッピーマニアの最後にタカハシと結婚した(はず)だから重田ではなく高橋カヨコなんですかね? 今の今まで気づかなかった…。

それにしてもこのカヨコの表情、おそろしいほどの気迫ですね。ピンチに目を見開いているような、現実を見つめようとしているような。でも思い返してみれば16年前のカヨコもこんな風にいつもガンつけてるような必死な表情でした。

フクちゃんはあれですね…変わってないように見えます…そしてタカハシ…なんだろうこのポカンとした無慈悲にも思える明るい表情は…。

 

ネタバレなしの感想

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カヨコとフクちゃんは喧嘩して5年間会っていなかったという設定でしたが、二人のやりとりはいつも通りで懐かしくなりました。カヨコがボケつつ、フクちゃんは激しく突っ込みつつも意図せずボケたり、それをカヨコが心の中で突っ込んだり。年齢を重ねてもそんな風に話せる友達がいるって素敵です。カヨコがフクちゃんのところに来た理由は素敵じゃなかったですけども。

カヨコとフクちゃんそれぞれの状況や、お互いの老け具合(!)の描写に、16年の重みを感じます…。

驚いたのが、てっきり「読み切り」かと思って読んでいたら途中で終わってしまったことです!  to be continuedって書いてあるし! 続くんかい! それはそれで嬉しいけど、驚いたよ!

作者の安野モヨコさんがTwitterでも続きがあることを明言していらっしゃいました。

「後ハッピーマニア」の続きは来年だそうです。オッケー待ちます!

 

「後ハッピーマニア」第1話の詳しいネタバレ感想

ここからは、ネタバレありの感想ですので十分にお気をつけください。

5年ぶりに再会するカヨコとフクちゃん

冒頭は、45歳のカヨコがフクちゃんの前に姿を現す場面から始まります。

しかし、フクちゃんは無視。シカトです。

無言でカヨコにスマホを向けて写真を撮るフクちゃん。

バツが悪そうなカヨコは、

「フクちゃん…

 あたし…心霊現象とかじゃないよ」

となだめますが、フクちゃんはかなり怒っている様子。

どうやら、カヨコとフクちゃんが会うのは5年ぶりで、その間カヨコは全くの音信不通だったようです。

フクちゃんは

「あたし達 絶交してたよね?」

「5年も音信不通でよく顔出せるね」

とカヨコを突っぱねますが、カヨコは「あたかも住民であるかのような顔」をしてスッとフマンションのエントランスを通過。

カヨコとフクちゃんの女子コントのやりとり、「ハッピーマニア」を愛読してた人にはかなり懐かしいものがあるんじゃないでしょうか。

ちなみに二人が絶交していた理由は、5年前にフクちゃんが

「ボトックス打ったとこ変じゃない?」

とカヨコに聞いたら

「やばいって!顔が横にひっぱられてアハハ!ガラモン(ウルトラ怪獣©円谷プロ)みたいになってるよ」

と笑ったことだったらしいです。

さすが美の女神フクちゃん。そしてカヨコの向こう見ずで正直すぎる言動。

そんな状態でカヨコがなぜフクちゃんのもとに来たかというと、

「本当にどこにも行くとこがない!」

とのことで、泣きはらしてシワシワになった(これもフクちゃんにツッコまれてた)目で親友のところに来たんですね。 

45歳のカヨコに何が?

カヨコが泣きはらした理由。それは、タカハシに好きな人ができたこと。

「好きな人ができたから

 別れてくれって———…

 言われた!!」

見開きページで衝撃の告白。

ですが、フクちゃんは眉毛ひとつ動かしません。

「もう絶対無理なやつじゃん」

「だってタカハシ絶対

 浮気しなかったでしょ」

「本気じゃん?」

とまくしたてるフクちゃん。

それを聞いたカヨコは床に倒れこむほど納得します。

絶対に…

「浮気しない男」の代価 

「浮気」じゃなくてすぐ「本気」

そうだったそうだった。タカハシってそんなヤツでしたよ。

だからこそあの頃のタカハシは婚約中だったにもかかわらず、本気になってカヨコを追ってきたんですよね。

フクちゃんの近況は?

一方、フクちゃんはヒデキと別居中でした。

息子のヨウジとヒデキは、58歳の美魔女のところにいるようです。うっ…これもなかなか衝撃。

フクちゃんの仕事はとても順調で、会社の年商は1億。15歳年下の彼氏もいるようです。

さすがフクちゃん。あっぱれフクちゃん。

浮気が本気になったタカハシこのやろ

現在のタカハシが描かれたシーンもありました。

とある女性のアパート。そのドアを、タカハシがガチャガチャやって開けようとしています。なんだか乱暴ですね…タカハシこわい。

45歳はとてもいってなさそうな、30歳くらいの女性(眼鏡黒髪)は

「私は…奥さんいる人をどうこうとか 

  ましてや恋愛なんて絶対…

 人様の結婚生活を壊すなんて絶対イヤなんです」

とドア越しに拒否。

でも、頬は染まっているしタカハシのことを好きそうな感じではあります。

そしてタカハシは

「わかってます

 でも

 妻とは…ちゃんと別れます」

と、ものすごいキメ顔で断言

いやいや、なにキリッとしちゃってんだよー!

しかもカヨコの老け具合と比べると、タカハシがいい具合に年を重ねてるっぽい。これは年下の女性ともワンチャンありますね…。うーむ、カヨコ不利かも…。

カヨコはどうする

タカハシの性格を考えると無理なのかもしれない、そう思ったカヨコでしたが、フクちゃんが放った

「いいの? そんなあっさり渡しちゃって

 あんた嫁なんだから戦いなよ」

という言葉にハッとなります。

さすがフクちゃん…(二回目)。カヨコが言ってほしがっている言葉をすぐには与えないけど、根底では友達として寄り添ってくれる。友情に泣けます。

そしてカヨコは

私はこれから私の現実に立ち向かわなければならない

そしてそれは

かなりやばい

 と、カッと目を見開くのです。

現実を直視するその視線。それこそがカヨコだ。がんばれカヨコ。フクちゃんがいれば百人力だ。

 

っていうか……

っていうかさ……

タカハシなにやってんのー!

なにちょっと若い女の子に入れあげてんのー!

しかもマジ惚れっぽいし。

あーあ。でもね、タカハシって前からこんなでしたよ。シゲカヨのことを好いて追っかけてきたときもこうでしたよ。だから、納得もできるんですよね。人は根本的には変わらないものなんだなーって、思いますよね…。

その部分に関しては、

絶対に浮気しない男の代価

とも描かれていました。浮気はしないかわりにいつも本気になっちゃうやつ。

それにしてもタカハシはカヨコにベタ惚れで結婚したのに、もしやタカハシもカヨコと同じで「自分を好きにならないような相手が好き」というループ恋愛体質だったのかな…。時は残酷。 

変わらなさ加減でいえばシゲカヨも、とくに職にもつかずにプラプラしているという部分では同じ。

でも、浮気に関しては「ギリギリまでは何度かあるけどやってない!」らしいから驚きです。

「はー、恋したい」が口癖だったシゲカヨからは想像もつかないほど一途だったんだねー。

そんな感じでタカハシに別れを切り出されて、フクちゃんのところに駆け込んだカヨコ。この図式も以前と同じです。ある意味安心…してはいけないんでしょうけど。

フクちゃんのほうもわりと複雑です。事業では成功して年収1億(!)の女になったけど旦那(ヒデキ)と息子は愛人の美魔女のところに入り浸り。フクちゃんはたまに若い男と遊びながらほぼ一人暮らし…という、カヨコが転がり込むにはうってつけの状況ですね!

 

読み終えた心境

完結した作品の続編って、100パーセント楽しいうれしいという感想だけではないということがわかりました。なんというか、苦しい。正直に言うと、再びもがいているカヨコを見て苦しくなりました。

「ハッピーマニア」は何度も読み返している大好きな漫画のひとつです。それは、最後にちゃんと完結している(まだカヨコの冒険は続くというかたちの終わり方であっても)のを知っているから、安心して何度もカヨコの恋路を「もー、ほんとになにやってんの」とフクちゃんのような気持ちで、またある時はカヨコ本人のような暴走特急なテンションで読めるのです。

今回の「後(ご)ハッピーマニア」では人物もリアルの年月と同じだけ歳を重ねさせていたこともあり、カヨコたちがより身近に、リアルに感じられました。続きは1年後くらいということで苦しさは続きますが、またカヨコの生きざまをある時点まで見届けたいなと思います。

 

2018年10月追記:

この記事を書いてから1年以上が過ぎましたが、七夕にさらなる続編はなく…
もうひとつの世界線に行っちゃったシゲカヨ達、一体どうなっちゃったんでせうね…

 

2019年8月追記:

ついに! 

2019年9月6日発売の「フィールヤング」から「後ハッピーマニア」の連載が決定したようです。次の展開が楽しみですね。